豆知識

<できるだけ安価で見映えのいい伝票を作る方法>
当社で行っているオフセット印刷の場合、アミカケやグラデーションといった印刷が可能ですので、1色印刷でもこういった技法を使用すればグッと見映えの良いものを作成することが可能です。例えば会社のロゴマークなどを伝票のバック全面に薄くアミカケで入れたりしてもおもしろいと思います。また、御社のキャッチフォレーズ的なものや広告的なものを伝票のどこか空いているスペースに印刷したりしても印象や見映えが良くなり、お客様に対するピーアールにもなります。納品書・請求書|伝票印刷の卸売問屋・東京システム印刷



<伝票の印刷機の種類>
伝票の印刷機には平版印刷機とフォーム輪転機の2つがあります。平版印刷機は手書き伝票専用で、フォーム輪転機はドットプリンター用の連続伝票、あるいは大量ロッドの手書伝票の印刷に向いています。フォーム輪転機の機械は非常に大型の機械になります。

 

<伝票の作成工程のいろは>
手書伝票の作成工程は、

版下データ作成→データ出力(製版)→印刷→加工(必要に応じて)→断裁・製本→梱包発送→ご納品

連続伝票の作成工程は、
版下データ作成→データ出力(製版)→印刷→加工(必要に応じて)→丁合い→梱包発送→ご納品という流れになります。

 

<手書伝票の製本方法のいろは>
手書伝票は1冊50部程度の冊子に仕上げる場合が多いですが、製本方法には糊だけで製本する「糊製本」と、さらにホチキス2点留めする「綴じ製本」とがあります。綴じ製本の場合は1枚目を会社の控として冊子の状態で保存しておきたい場合に選択します。したがってこの場合は2枚目以降に切り取りミシンを入れて切り取れるようにする必要があります。また、自社の保管する分に関しては冊子の状態で保管しますので、通常綴じ製本の場合にはファイル用2穴をいれない場合が多いです。一方、糊製本の場合は会社の控も冊子の状態では保存しないので、この場合は逆にファイルに綴じて保管する為のファイル用2穴を入れる場合が一般的になります。また、折り返し下敷きを付ける場合は綴じ製本の場合に付けるのが一般的です。

 

<最近の伝票の需要について>

インターネットなどのITの出現によって、基本的に紙媒体というもの自体が激減してきていますので、やはり伝票の需要も少なくなってきているのが現状です。最近では何を購入するにしてもネットでの購入や取引が多くなり、商品を購入した顧客が請求書をPDFファイルでHPよりダウンロードするようなシステムも多く見られるようになりました。こういったことを1つとってみても、やはり紙媒体の印刷物の需要が今後増えていくという現象はかなり考えにくいと思います。
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