手書き伝票の経費削減

<手書き伝票の経費削減について> 

手書き伝票の経費をもう少し抑える方法はないか、とお考えのお客様向けのお話しです。

とにかく安く伝票を作りたいという場合ですが、一般的に伝票のタイトル部分は差し替える場合が多いですが、例えば納品書請求書領収書といった伝票類の、会社の保管しておく1枚目に「控え」と入っていて、2枚目には入っていないというケース。
それ以外の内容が全て同じであれば、1枚目の「控え」は無くても使用上、あまり差しつかえはないと思います。

1枚目と2枚目の内容が1文字違うだけでも、版を別々に出力しなければなりませんので、通常、どこの印刷会社でも版替え代が数千円かかります。
ですので、出来るだけ版の内容をまったく同じにできるのであれば、した方が安くできます。

それから黒以外のインクで印刷している場合においても、だいたいの印刷会社ではインクが黒のほうが安くなりますので、この場合も検討の余地があります。

ちなみにインクの色を分けることによって、それぞれの紙を区別している場合、1枚1枚インクの色を変えて印刷するよりも、紙の色を分けた方が通常は安くなります。
色紙というのは白い紙と比べて、さほど料金は変わりません。


(ピンク紙の使用例)

また、特に伝票の印刷において料金が大きく違ってくるのは、1枚あたり何色で印刷してるか、という印刷の色数ですので、もし2色以上で印刷されている場合は、印刷の色数を減らすとだいぶ料金が安くなります。

また、製本方法には「糊製本」と「綴じ製本」がりますが、「綴じ製本」の場合は2枚目以降にミシンを入れて、製本の際にホチキス留めをする必要もありますから、当然「糊製本」のほうが料金は安いです。

また、部分的に複写されない加工(※減感加工といいます)がある場合、これもかなり料金に影響してきますから、複写の用紙の順番を変えるなどして、減感を削れる方法はないか、検討の余地はあります。

それから伝票の加工においてナンバリングは結構高いですから、ナンバーが入っている場合も経費削減の余地はあります。

手書き伝票 B6サイズ(加工料金表)


手書き伝票の印刷における削減方法はだいたい上記のような形になります。