印刷のネット検索

<印刷のネット検索について>  

みなさんはSEOという言葉をご存じでしょうか。
HPを運営されている方なら常識としてご存じだと思います。

インターネットで何かを検索する時、例えば「伝票」というキーワードを入力した際、「伝票」に関連するさまざまなHPが検索されます。

ではこの順位はどうやって決まっているのでしょうか?

簡単に言いますと「検索ロボット」、つまり機械によって順位が決められています。
もっと言えば、googleの検索ロボットです。


このSEOの歴史は15年ほど前にさかのぼります。
当時はSEOという概念はあまりなく、Yahooなどの検索エンジンでの検索順位は「あいうえお」順に並んでいました。
今考えると、とても信じられないのですが、当時はそういう並び順だったのです。

ですのでHPのタイトルの頭に「あ」が付いていると、検索順位で1番目とか2番目に表示されるわけです。
ちなみに「あいうえお」よりの優先されるのは「ABC」といったアルファベットで、さらにそのアルファベットよりも優先されるのは数字なので、「0123」といった数字が頭についているサイトはさらに強力です。
従いましてサイトの頭に「伝票」などという名前を付けてしまうと順位が遥か彼方の圏外に消えてしまっていました。

しかし15年くらい前にこの方式が変わり、サイトの内容を考慮して並び順を決める方式に変わりました。
それからおよそ10年間は被リンクの量が順位を決めるのに大きな要素となっていました。
(この間も細かい部分でみればいろいろな変更はありましたが)
この時代はとにかくリンクをたくさん貼れば上位に表示されるという感じでした。
もちろん最低限のHPの内部SEO対策は必要です。
内部SEOとは、この時代にはHPを形成するmetaタグ、h1タグ、h2タグ、さらにはキーワードの出現頻度やバランス、ページ内のテキスト量、といったことが重要でした。

しかし3年ほど前にきわめて大きな変更がありました。
簡単に言いますと、
@「リンクの数はほとんど関係無く、むしろ順位を下げてしまう要素となってしまう」
さらには、
A「従来のHPの内部SEO対策はあまり効果が無くなる。下手をするとペナルティーを受けてHPが検索結果から消えてしまうこともある」というものです。

これにより、従来の検索結果の順位に大きな変動・入れ替えが起こり、それまで上位にあったサイトが軒並み圏外に消えてしまったり、という現象が起こりました。

では現在はどうなのか?と言いますと、とにかくそのHPのコンテンツの「質」を重視して順位が決まるようになりました。
ですので従来のように順位を上げる為の「飛び道具」や「小手先のテクニック」はまったく通用しなくなりました。

検索ロボットが順位を決める方程式のことを検索エンジンのアルゴリズムと言ったりしますが、200項目からなる点数制によって検索順位が決められていると言われています。
もちろん点数をつけているのは人間ではなく検索ロボット君です。

この検索ロボット君は世界中のHPを定期的に訪れて点数を付けて帰ります。
この点数を付ける作業をクローラーといいますが、更新頻度が高いサイトのTOPページ(indexページ)はだいたい1日〜2日に1回、点数を付けにやって来ます。

しかしながら、検索ロボットの精度も100%ではありませんから、「なんでこんなサイトが上位にあるんだろう?」というようなことは、どんなキーワードでも結構良く見かけます。

当社の場合は伝票印刷のサイトですので、伝票・印刷といったキーワードで順位をできるだけ上げたいわけですが、この為には地道な作業が必要です。

そのサイトの集客数や滞在時間といったものも影響してきます。

とにもかくにも、ネット印刷業界の世界も地道な努力が必要な時代になってきました。。。


(当社オリジナル伝票)

 

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